ケガがネタに転化する

右手親指をケガしてしまったので、左手親指で携帯のキーを押しブログを書いている。さきほど、キー操作を誤り書きかけの内容を消してしまった。絶望的に不便ということはないが、ちょっとしたことができない。

箸やペン、PCのキーボードはそれほど違和感なく使える。困るのはこれまで右手でやっていた細かい作業だ。親指が使えないので、つまむ作業が難しい。財布からコインを出したり、切符を自動改札に入れるなんてことにまごつく。左手でやろうにも利き手でないのでスムーズにいかない。

お風呂に入るときは右手にビニール袋を被せて濡れないようにする。当然、右手が使えなくなる。左手に泡立てたスポンジやタオルを持ち、体を洗い、拭くわけだが、そうすると体の左側が拭けなくなってしまう。背中も厳しい。お風呂でクネクネしてどうにかしようとするが難しい。

ケガの理由を聞かれたときのぼくの説明が日に日に達者になってきているように思う。「キャベツのスライサーでザクッと」なんてアクション付きだ。「病院に行ったら指を切り落としたと伝わっていて、先生が拍子抜けしちゃって」とオチもある。ネタが飽きられたころに治るんだろうな。話術を磨かないと。