Eee PC

発売されたばかりのEee PCを持っている人がいて、会社で見せてもらう。Eee PCは低価格なサブノート。欧米での販売が先行したが25日に国内でも発売した。価格は4万9800円と1キロ以下のサブノートでは圧倒的に安い。欧米ではLinuxが載っているが、国内はWIndows XP。日本語対応などを考慮し、XPとなったのか。

メインのPCとは別にお遊びようにPCがあればいいと思っていて、Eee PCには注目していた。Ubuntu Linuxも動くようなのでインストールしてLinuxを勉強しようかと。

実際に見たEee PCは低価格とは思えない普通っぽさ。ハードウェアの作りは国産メーカーのノートPCと同等レベルを実現しているのではないだろうか。キーボードも打ちやすそう。内蔵のソリッド・ステート・ドライブ(SSD)が4GBというのは何だが、SDHCメモリを外部ドライブとして利用できるので、まあ大丈夫だろう。そもそもネットサービスの利用が大半で、ローカルへのデータ保存は少ない。不満は7インチのディスプレー。800×480という解像度は実用性を考えるとぎりぎりか。Eee PCは今年後半にも8.9インチモデルが海外で出るとも言われている。

ビックカメラだとイー・モバイルとの同時契約で2万円台でEee PCが手に入るとか。ちょっと心が動いたが、上記のようなことを考えてとりあえず見送り。同じ価格でディスプレーが大きくなり、解像度がアップした製品が出たらどうしよう……。

尾根幹線から小山田緑地、多摩ニュータウン通り

ブログで知り合ったY氏にお誘いいただき、多摩川サイクリングへ。朝8時に多摩川の是政橋で待ち合わせる(少し遅れました……)。Y氏はColnagoのMaster X-Light。Surly Cross-Checkと同じクロモリフレームのマシンだが、さすがColnago、品格が違う。スマートなY氏の体型と重なってとても速そうだ。

Y氏から尾根幹線のルートをご提案いただく。自転車で走りやすいという。彼は「アップダウンもあってトレーニングにいいですよ」と加えたのだが、初対面で緊張している私は聞き流してしまった。

で、走り出したらアップダウンの、アップの方がきついのなんの。ピッチを上げて軽やかに坂を駆け上がっていくY氏を尻目に、私の遅さと心拍の上昇と言ったら。おそらく多くのロードレーサーにとったら何でもない坂でも、私はあっという間に時速6キロに低下し、心拍は170超に。こんなにしんどいのは高校時代の陸上の練習以来。ゲーゲー言いながら、頭に思い浮かんだのは自分の不摂生の日々だ。あーあの残業中のチョコレートがだめだったのか……。そもそも重いSurlyがダメなのか……。エスカレーターではなくもっと階段を登らないと……。

坂のたびにY氏に待っていただいて恐縮する。「自転車は長く楽しめそうな趣味」というY氏。自転車への真摯な思いに我が身を反省する。尾根幹線から小山田緑地へ、私の実家付近にあるような山道が続く。

あまりにしんどそうな私の姿を見てか、Y氏は帰りのルートとして平坦な多磨ニュータウン通りを提案してくれる。すでに両足がつりそうになっていた私は、「ぜひ、ぜひ」と即答。もっと根性があれば尾根幹線を戻り、坂に再チャレンジしたのだが……。

多磨ニュータウン通りは普通の幹線通り。若干、交通量が多くて工事個所もあるが、Y氏が適切にガイドしてくれるので走りやすい。結局、今日はずーとY氏に引いてもらった。

関戸橋を渡り多摩川に戻る。そのまま是政橋までご一緒し、Y氏と分かれる。「また機会があれば走りましょう」とY氏。ええ、ぜひ。それまでにはもっと走れるようになっていたいです、とつぶやく。さあ、練習だ。

とあるきっかけでまた自転車に乗ることになった。C型肝炎はどうなった?という人のために箇条書きで……。

  • 10月くらいから髪が抜けまくる、天パーがストレートになる
  • 11月にはウイルスが検知できないレベルまで低下
  • そのため12月いっぱいでインターフェロンを終了、24週
  • 1月移行は月に1度のチェックでウイルスの動向を監視
  • 6カ月くらいウイルスが復活しなければ根治
  • 僕の場合は根治の確率が80〜90%
  • ウイルスが復活した場合は再びインターフェロン、しかも長期
  • ハゲが確実、根治してね!

というわけでとりあえず治療を終えたものの、根治はまだ分からないという中途半端な状況です。治るといいなあ。

再び自転車生活

自転車生活を復活させるために先週は忙しく立ち回った。ぼくが乗っているのはSurly Cross-Check。完成車についていた32Cのタイヤままで乗っていたがさすがにしんどくなってきた。走っているのはほとんど舗装路だし、太いタイヤをはく理由はない。

Cross-Checkを購入した自転車屋さんに聞くと完成車のリムのままで23Cは大丈夫とのこと。ならばと思い評判のよいMichelinのPro2Raceを履かせることにした。仕事の合間をぬって新宿や有楽町の自転車ショップ、量販店を回るが、好みのPro2Raceがない。シンプルなダークグレー&ブラックのカラーを探していたのだが、なかなか見つけられない。月曜日から探して溜池山王のショップで見つけたときは金曜日になっていた。

土曜日は朝からタイヤの取り付け。32Cを使っていたこともあり、パンク修理の経験はこれまでなく、タイヤを外すのも初めて。しかし、雑誌で予習したからか割と簡単にできた。外出先でのパンク修理も大丈夫だろう。タイヤ交換後、試走をかねてCross-Checkを購入した自転車店へ。しばらく乗っていなかったので全般的に車体をチェックしてもらう。走っていて不具合はなかったので「問題はないと思います」なんてつたえていたが、なんとリアのホイールに結構なぶれが。さくっと調整してもらった。さすがはプロ。見てもらってよかった。

日曜日は午前に多摩川へ。23Cにしたことで漕ぎだしが軽くなり、トップスピードに達するまでの時間が短くなったようだ。ただ、それ以上に自転車に乗らなかった期間の代償は大きく、心臓はバクバク、足はつりそうと情けない状態。心肺能力がダメダメになっているようだ。それでも久々の自転車は爽快。多摩川の堤に上がったときは足を止めて、開けた風景をしばらく眺めてしまった。自転車の日々がまた始まったのだ。

退院して1カ月

退院して約1カ月たちました。なんとかやっています。これまで感じたことを箇条書きで……。

  • 副作用はやっぱりしんどい
  • ぼくの場合は疲労感と食欲不振、胃痛など
  • 疲労感があり、体力は治療前の7割くらいか
  • できるだけ階段は上りたくない、帰宅の駅から自宅までが遠い……
  • 心配していた抑うつ状態は大丈夫そう。毎日、機嫌よくやっている

退院してからも毎週病院に通院してインターフェロンを注射しています。注射したとたんに体全体に薄い透明の膜がかけられたように感じ、気分が1段階沈みます。ものを見たり、人の話を聞いても現実でないような気がします。少しだけど。

毎週木曜日に打っているので、その週末は体がしんどくなって食欲も少なくなります。でも、月曜日くらいから調子が上がってきて普通に戻ります。そして木曜日に再び、落ち込むと……。

でも、何度かインターフェロンを注射するうちに体が慣れてきたのか、副作用は最初ほどは感じないようになってきました。食欲は普通になってきたかな。体力の減少はまだ。胃痛も。

今週、退院後初めて担当医の診察を受けました。治療がうまくいっているか心配していましたが、「順調ですね」ということ。しかも、「確約できないけど、予定の半分の期間の24週でインターフェロンを終えられるかも」ということです。やった。髪が抜け始める前にインターフェロンを終えられたらラッキーなんだけど。

12日目

朝に採血してインターフェロンを注射。これでもう退院です。お世話になった主治医や看護士さんに挨拶して病院を出ます。インターフェロン注射で高熱が出るかと思いタクシーで帰りましたが、なんとまったく熱が出ませんでした。退院した日に何度か検温しましたが、いつも36度台の平熱。なんとなく体がふらついたり、火照ったりするような気もしましたが、ヘモグロビンの減少による貧血?

これからは毎週木曜日に通院し、インターフェロンの注射を受けます。あとはレベトールを毎日飲むくらい。C型肝炎患者であるぼくが行うことは限られています。食事の制限も特にありません。手洗いとうがいをしっかりとやることくらいでしょうか。大きなイベントがないので、だれそう……。継続は力で、病気を治すといういまのモチベーションを失わないようにしないと。

家族や会社の皆さんにはたくさんご迷惑をおかけしました。週明けから復帰しますのでよろしくお願いします。

11日目

退院1日前。薬剤師さんから今後1カ月分のレベトールをドサッと渡される。朝晩2錠ずつ飲み続けないといけない。忘れてもあとになって飲めばいいという。ただ朝晩の間隔は8時間以上空ける必要がある。

週の後半は入院が多いのかラウンジで看護士さんから説明を受ける家族が数組。冗談を交えて看護士さんと話している会話が漏れてくる。重篤な患者さんもいるようだが、みんな明るい。

ぼくの居る4人部屋にも新しい人がくる。ベッドを離れていて挨拶をしそびれる。