キャベツのスライサーで指先を落とす

お好み焼きをしようとキャベツをスライサーでスライスしていたら、右手親指の先をスパッと落としてしまった。血があふれて止まらない……。スライサーでは何度が怪我をしているけれど、ここまで傷が深いのは初めてだ。いたた。

奥さんにお願いして休日にやっている救急の病院を探してもらい、タクシーも呼んでもらう。結婚していてよかった。その間、タオルで指を押さえていたが、しばらくすると血がにじんでくる。大事になってしまい、焦る。

なんとか病院を見つけてもらい、タクシーで急ぐ。荻窪の東京衛生病院。事前に連絡したときは「指を落としてしまった」と伝わってしまったらしく、看護士さんはぼくの指を見て拍子抜け。「よくありますよ」とのことだ。

指の先が斜めにかけるくらい身を落としてしまったので、縫ったりして大変なのかと思っていたが、医師が言うところの「人工のかさぶた」に当たるガーゼをしておけば、肉が盛り上がってきて元通りに近いところまでは治るそう。よかった。水が使えるようになるのは2〜3週間かかる。

キャベツのスライサーは「危ない」と奥さんが捨ててしまった。これからは右手親指が使えない不便な日々だ。しばらくは自転車に乗れないなあ。