早朝ライド 井の頭通りへ

昨日に続き早朝ライドに出た。いつもなら布団の中でまどろんでいる時間だが、自転車のことになるとすっきりと起きる自分に驚く。

通勤ルートの開拓を目的に井の頭通り方面に向かう。会社までは井の頭通りを経由するのが最短距離だが、クルマが多くリスクが高いように思う。井の頭通りに寄り添う裏道を探そう。

井の頭通りを渋谷方面に向かう。途中でわき道にそれて裏道に入る。井の頭通りと平行する裏道はあることはあるが、途中で途切れたり、井の頭通りに合流してしまうケースが多い。地図をみると使える裏道が結構見つかるのだが、実走すると行き止まりばかり。地図を見直さないと。

永福町の高千穂大学付近で若者の「あ、サーリーだ」の声が聞こえる。一週間前にサーリーを見かけたらぼくも同じように声を発していただろう。サーリーに注目しだして半年ほどになるが、サーリーを街で見かけたのは2回しかない。

気をよくして走っていたら道を間違えた。井の頭通りを走っているつもりが、実際は新宿方向に向かう方南通りだった。方面通りはクルマが少なく、これだったら通勤ライドができると喜んでいたのだが、ぬか喜びだった。裏道を通って間違えたようだ。

荒玉水道という面白い名前の道路を経由して井の頭通りに戻る。荒玉水道泉麻人がエッセイで書いていた、長い直線が続く道路ではないか。どこまで続くのだろうか。泉麻人も自転車で走ったはずだ。今度走ってみよう。

井の頭通りから人見街道を通り自宅に戻る。井の頭通りは片側3車線で、走れないことはない。クルマが多い地点は裏道に逃れればどうにかなるかも。しかし、常にクルマを意識しながらの走行は、自分のペースで走れないことが多く、ストレスがたまる。

出勤すると右膝が痛い。クルマに追い立てられて、重いギアを踏みすぎたか。美しいバイクレッグになる入り口に立っているのだと前向きにとらえて、自分を納得させる。明日からはきちんと準備運動をしよう。