鉄フライパンでジュー

プロのシェフが使うような鉄フライパンが欲しいと言い出したのは奥さんだったかもしれませんが、ぼくも本格的な鉄フライパンを使いたいと長く思っていました。

技がないくせに「プロ仕様」という言葉には強く惹かれます。失敗が少ないテフロンのフライパンももちろんいいですが、失敗が許されないプロの愛用品も使ってみたい。

最初に検討したのはフランス デバイヤーの鉄フライパンでした。真っ黒なしぶい面持ちはまさにプロ仕様。実際にプロが使うようです。

しかし素人にとっては重すぎるようです。フライパンを一番使うのは奥さん。彼女の使い勝手を最優先しないといけません。

ネットでいろいろ探しましたが最終的に選んだのは無印良品の鉄フライパンでした。サイズが小さいかなと思いましたが、その分軽いです。

早速、調理に使ってみると、炒めものがおいしいですね。野菜のシャキシャキ感がテフロンとは違います。炒飯を作るのにもいい。強火にして短時間で火を通すのがポイントでしょう。

ただ、やはりくっつきますね。身が崩れやすい白身魚などは、油をかなりひいても悲惨なことに。油が馴染むまでは、ひっついてもイラつかない食材に使うほうがいいようです。

最初は使用後に油を薄く引いて保存していましたが、空焼きして水分を完全に飛ばしてあげれば、油なしでも錆びないようです。