10日目

口内炎ができて、食事のときに度々噛んでしまう。とても痛い。塗り薬を処方してもらう。担当医はインターフェロン口内炎は関係ないという。
インターフェロンの投与を受けると白血球が減少する。体の免疫力が低下する。風邪をひきやすくなるわけだ。病院からは手洗い、うがいをまめに行うように言われている。イソジンうがい薬の処方も受けた。

髪も抜けるようだし、気も沈むかも。いろいろ気にすることがあるなあ。

9日目

今日は本当に何もしていません。夜半に肝生検の傷口の抜糸をしたくらいです。

テレビを見る習慣があまりないので入院中は本ばかり読んでいます。サイード松本清張福岡伸一四方田犬彦谷崎潤一郎らの本を平行読書中です。あと2日でどこまで読めるか。

8日目

朝一の検温で36.1度、お昼前では36.5度。インターフェロン注射による熱はすっかり抜けたようです。

金曜日に注射をして微熱は日曜日まででした。次回以降の注射でこの期間がどう変わって、熱の具合がどう変化するのか。確認していきたいと思います。

午後はまた一時帰宅。娘からはモテモテ。コーヒーを飲む。院内は空調が効いているので、外の蒸し暑さが少し新鮮でした。

7日目

今日も午前の採血を除いて予定はなし。午後から外出させてもらう。

台風の間隙を突いて自宅に帰る。バス→電車→電車の道筋です。院内ではほとんど歩かないので少しの距離が遠い……。自宅では娘が大喜びでリラックス。溜まっていたメールも見られました。

まだ微熱があるようで自宅から病院への帰り道に体が重くなりました。できれば座っていたい感じ。それに眠気も感じる。貧血が始まったのか?

6日目

いや〜きつかったです。インターフェロンに伴う高熱。昨日初めて注射を受けたのですが最初の寒気からしだいに体が火照るようになり、熱が急上昇しました。

さっさと解熱剤をもらえばよかったのですがまだ大丈夫だろうと思っているうちに38.8度まで上昇。看護士さんに解熱剤と氷枕をもらいなんとか寝付けました。熱が38度を超えてくると本も読めなくなり、ベッドの中でゼーゼーと呼吸をするのが精いっぱいになりますね。

今朝起きたときは37.1度。また次第に熱が上がりそうな予感がし、実際昼前には37.7度に上昇しました。昨日の反省から解熱剤をサクッと飲み、熱を押さえ込みました。

夕方以降に再び熱が上がるかと思いましたが微熱だけで済んでいます。まったくなかった食欲も復活しました。高熱は初日だけか?

5日目

来た。インターフェロンの副作用だ。熱が次第に上昇し、17時半で37.7度に。足下から寒気がし始め、肩と腰が痛みだした。確かにインフルエンザ様症状だ。

インターフェロンを注射したのは朝11時半ごろ。皮下注射なので痛みを覚悟していたけど肩すかしでした。採血の注射と変わらない。経口剤のレベトールは今朝から飲み始めました。ぼくはこのインターフェロンをあと47回注射されるわけだな。

明日からの3日間、お昼に外出申請をしているけど大丈夫かな……。解熱剤をもらうことになりそう。

健康的な食事で痩せ始めたかも。シャワー中に石鹸で滑って結婚指輪が抜けそうになりました。

来週の今日には退院して自宅に戻っているはずです。もうなのか、まだなのか。単調な毎日は時間を意識させなくします。

4日目

眼科医は女医でした。薬剤師さんも女性。医療の現場には女性が増えている、そんなことを感じた4日目でした。

眼科で診察を受けたのは、インターフェロンの注射を受け始めると網膜出血のリスクが高まるためです。その前のチェック。午前に眼圧、視力を測定し簡単に診察。午後に瞳孔を開くクスリを点眼して、再び診察してもらいました。問題なしの結果。インターフェロンの投薬を受けている最中は月1で診察を受けます。

同じくインターフェロンの投薬で抑うつになることがあることから、心療内科も受診。簡単な質問を受けて終わりました。

午後には薬剤師さんから明日からの投薬について説明。ぼくが週1で注射を受けるのはペグイントロンの名のインターフェロン製剤と、インターフェロンと併用することでその効果が高まる経口剤のレベトールペグイントロンは週1の注射、レベトールは朝晩に2カプセルずつ飲みます。これを最長48週。

早く終わるといいんだけどなあ。インフルエンザに罹ったようになるという副作用も心配だ。